膠着していた相場は、少しずつ動き始めました。昨日は値動きが少ないものの、ドル円の一部指標に上昇サインがともっています。
終値が98.80円を超えてこないと確信がもてないところもありますが、上昇サインが出ているのは間違いありません。
伸びしろとしては、100円を超えてグーっと伸びれば、102円あたりまででしょうか。
大きくみると、さらなる上昇もありますが、欲張らないほうがよいかもしれません。
さて、ここで注意したいのは、買い時です。
「いつ買うのか?」
FXはそこで勝負が決まるのです。
仮に上昇サインが出たとしても、すぐにあがるとは限りません。調整をはさんでから、再上昇していくなんてことはよくあります。
FXの初心者レベルのままだと、この調整にやられてしまうわけです。
もし、負けが続いているなら、サインが出でも飛びつかず、指し値注文しておくのがよいでしょう。
その際の指し値は、一目均衡表のサポートライン手前や、移動平均線などのライン手前で待つような感じがおすすめです。
そうすれば、リスクが減り、調整にやられることなく、勝てるポイントで勝つことができます。
もし、そのまま上昇したとしても損したわけではありません。たまたまだと割り切って次のチャンスを待てばよいのです。
為替相場はいつも動いているのですから、そこでとれなくたってよい。
そんな「余裕の取引」が勝ち続けるための基本なのです。