為替市場は、今朝方の米連邦準備制度理事会(FRB)の政策声明発表後、大きく動いています。

FRBは来年1月から債券買い入れ措置の規模を月額100億ドル減らして750億ドルにすると発表し、同措置を最終的に解除する時期は示唆していません。

今回の声明では、利上げを急がないことが明らかになり、投資家の心が落ち着いたのかドルの激しい動きにはなりませんでした。

さて、そんな決定を受けて、米ドル円が大きく上昇し、104円台に乗せてきました。

それを受けてユーロ円や豪ドル円も上昇しています。

米ドル円、ユーロ円は、予想通り動いているので、この辺からさらに伸びるのか、注目しておきたいところです。

一方、豪ドル円は、米ドル円の上昇に伴って92円台に乗せているものの、油断のできない状態といえます。今日以降下落方向に進み、88円あたりを目指すのではないでしょうか。

ということで、買いサインのともる94円前半までは、戻り売りが効果を上げそうです。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。