5月の売り相場も終わり、もうすぐ6月です。今年の半分まで過ぎつつありますが、為替の調子はいかがでしょうか。
ゴールデンウィーク円高アノマリーもさることながら、「アメリカ大統領選のある年は円安アノマリー」なんてのもよく聞かれる話です。
アメリカの大統領選があるときはドルが買われやすく、円安になりやすいという話でしょう。
さて、そのわりには年初めよりも円高になっておりまして、1年の初めからこのアノマリーを信じて取引していたら恐ろしいことになっていたでしょう。
アノマリーなんて、話半分以下にしておかないといけないようです。
しかし、これが今からの話となると、どうでしょうか。
ここから円安になるのか。雰囲気は完全に円高ですが、勢いよく戻っていく可能性があるのか。
・・・こればかりは簡単に判断できないところです。
ただ、アメリカ大統領選のある2016年は円安アノマリーということも覚えておいて損はないでしょう。
ひょっとして、ひょっとして。ここから戻すのかもしれません。
ちなみに、私は「アメリカ大統領選のある2016年は円安アノマリー」よりも、トランプ氏が米大統領になったら、円もドルも冗談にならないことが気になっています。
世界の秩序を保つには、世界が協力しあう方に向けていかなければなりません。トランプ氏のような排他的な考えを押し通していたら、世界は混迷をきわめることになるでしょう。
このことは、円安アノマリーよりももっと大事なことなのです。
ついでにいうと、トランプ氏がでてきているということは、トランプ氏だけの問題ではありません。アメリカ国民の多くにそういう思想があるということでもあります。危険な思想は、アメリカ国民の潜在的な意識に隠れているのです。
日本はもっと自立して物事を考えていく必要があるでしょう。

がはは!トランプ氏と会って、一言物申したい気分じゃ!