本日、安倍首相の会見を見て思ったことを書いておきます。
当たり前の話ですが、消費税を増税して消費が増える道理はありません。
なぜなら、誰もが買い渋ってしまうからです。この会見は実に当たり前のことを言っています。
簡単に税収を上げるなら消費税なわけですが、トータル的にみれば消費は確実に冷え込むでしょう。
私に理解できないのは、経済を叫びながら消費税を上げている点です。そして、支離滅裂な政策の上で行うこの会見。
残念ながら、まともな感覚ではありません。
おそらく、多くの人は、「それなら最初から消費税を上げなければ良かったのに」と思っていることでしょう。
つまり、経済を知らない人が国を動かすと、こうなってしまうということです。
経済を知らず、税金の上げ方を知らない。
大企業の利権だけ考え、国民に何が起きているのかを知らない。
気候変動を無視し、将来のことを考えず、金の使い方を知らない。
正直に申し上げれば、安倍首相の放った3本の矢は、無知の矢だと私は思います。
ちなみに、私は消費税増税に反対ではありません。
理由は一つ、国民に無駄な消費をしてほしくないからです。
無駄な消費であふれている社会に未来はない。
もっと謙虚に、もっと物を大事にする社会であってほしい。
心からそう願っています。
今回の解散でもっとバランスの良い政権になるよう祈る次第です。