皆さん、こんにちは。

週足に続いて、月足の目途値を算出しました。週足よりもより長期的な視点での指標になります。
日々の取引にはほとんど影響がないような気すらしてしまう月足ですが、やはり見ておくと良いと思います。

円相場がどんな力でどういう方向で現在進んでいるのかを知っておくと、最終判断で間違えにくいからです。1分足の信頼度が低いということは、月足の信頼度は高い。方向性判断には必須の指標だといえます。

目途値判断
通貨 第1水準 第2水準 方向 転換点1 転換点2 R指数 信頼値
USDJPY 様子見 様子見 -30.66
EURJPY 様子見 様子見 -69.41
AUDJPY 様子見 様子見 -21.29
NZDJPY 85.90 86.00 買い 80.80 80.60 4.45 5
CADJPY 82.40 82.20 売り 92.30 92.40 -62.79 3
GBPJPY 173.80 173.60 売り 186.20 186.20 -78.81 4
TRYJPY 37.50

(反転)

37.20

(反転)

売り -31.45 3
ZARJPY 7.16 7.14 売り 8.74 8.74 -35.99 3
EURUSD 様子見 様子見 -42.32
AUDUSD 様子見 様子見 5.44
NZDUSD 0.7020 0.7040 買い 0.6570 0.6560 34.59 5

月足で見ますと、方向感の出ている通貨が数多くあることに気づきます。週足や日足でのカナダドル円の下落ペースはこの月足ベースでの下落の中にあるということです。

ただし、月単位の計算なので、その日の取引にすぐ使えるかというと微妙なのです。あくまでも方向性判断の一材料としてとらえておくとよいでしょう。

たとえば月足のランド円の目途値はなんと7.19円。まだまだ下がる可能性があると出ています。
そうすると、今ランド円を買おうなんて恐ろしい判断はなかなかできないわけです。

NZランド円は月足と週足ベースで買いサインが出ていますが、日足では出ていません。
このときにNZランド円を買うのもリスクがあるということになります。

その他様々なリスク判断をしたうえで取引に入れば、無駄な勝負で損することはなくなることでしょう。焦る必要はないのです。円相場の動きに乗り遅れても損することはありません。下手に乗れば損するばかりです。

月足、週足としっかりとらえたうえで日々の分析に励んでいくことがとても大切です。