皆さん、こんにちは。
ご訪問いただきまして感謝申し上げます。

昨日はどの通貨も利益確定売りとリスク回避で下降していきました。豪ドル円は特に豪中銀の発表などもあって下落傾向が続いています。どこまで下がるか微妙なところで、ここからまた一気に下がる可能性もあれば、反発する可能性もあります。オシレータ―で勝負できなくはないですが、だましにあって負けてしまうことも良くある話です。つまり、簡単には判断しにくい。

こういうときになぜ様子見がよいかというと、分かりにくい相場で負けることがないからです。確実に勝てそうなところを勝負して、他のところはやらない決意をもつ。様子見相場で儲かるかもしれないという妄想をやめる。

仮に予想どおりいったとしても、それはたまたまかもしれないのです。たまたま勝てた勝負で調子に乗れば、最後に残るものはありません。儲けたいのは分かりますが、明確な理由なく取引して勝てるほど相場は甘くないのです。

「お金を儲けたい!」という欲望。そこには鬼が住んでいるといってもよいでしょう。

その欲望という名の鬼を退治して心のコントロールをしないかぎり、我々に幸せはやってきません。それは相場でお金を設けている人でもおなじことです。欲望にとらわれている限り、その人は永久にその鬼と住み続けなければならないからです。

今日は節分ですが、ぜひ鬼退治の豆まきを実施して、心の中の鬼を退治するようにしてください。それは相場で儲けることよりも尚一層大事なことだといえるでしょう。

さて、今日は様子見相場ですが、記録のために昨日の相場を振り返っておきます。

今朝までの円相場平均値は以下の通りでした。

「円相場日足平均変動予想値」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
上昇時の平均値 下値120.76〜
上値121.72円
下値131.31〜
上値132.78円
下値85.65〜
上値86.81円
下落時の平均値 上値121.17〜
下値120.15円
上値132.06〜
下値130.41円
上値86.29〜
下値84.90円

これに対して、実際の値幅は以下のような値動きとなりました。

「実際の値幅」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
値幅 119.83〜
121.04円
130.88〜
131.95円
84.4〜
86.11円
終値 119.93円(陰線) 130.93円(陰線) 84.4円(陰線)

米ドル円は、1.21円、ユーロ円は1.07円、豪ドル円は1.71 円の値幅となりました。

どれも陰線です。

続きまして、今朝から明日の朝にかけてのMACD指数です。

「MACD指数」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
MACD指数 +↑2.7 +↑3.8 +↑3.7

昨日の相場を受けて数値が下がりましたが、まだプラス方向へと進んでいいます。今日の相場次第というところでしょうか。

それでは、本日も良き一日になりますように、心よりお祈り申し上げます。

※今朝から明日の朝にかけての平均値は、ニューヨーク為替終値からの 「円相場日足平均変動予想値」でご確認下さい。(平日の午前11時頃に更新予定)