皆さん、こんにちは。

ご訪問に感謝申し上げます。本日の「FX初心者のための円相場分析」です。

いよいよイギリスの国民投票結果が間近に迫ってまいりました。はたしてユーロ離脱はあるのか、それともないのか。世界中が注目するイギリスの国民投票、みなさんはどう予想されますか?

結果がどうなるかは国民の当日の心の動き次第なので、正直読めないところでしょう。若干ユーロ離脱が多いので離脱はないだろうとは思われますが、万が一ユーロ離脱した場合のリスクは計り知れません。

個人的にはユーロを離脱する動きはナショナリズムが強すぎて、危険な感じがしています。これだけグローバル化が進んでいる中で、国民感情をナショナリズムで煽る訴えは戦争を招くだけです。

もちろん、欧州の国々はいろいろありますから、ユーロ圏が簡単にいくわけありません。しかし、そこをうまく協力して、なんとかいい形を作る。世界から争いというものを減らす。そういう力が欧州にはあると思うのです。ここでイギリスが離れることは、せっかく作り上げてきた共同体を破壊することにもなりかねません。

世界の問題をわがこととして、皆さんで考えていく流れをつくりたいと祈るばかりです。

さて、以下はいつもの円相場分析です。

今朝までの円相場平均値は以下の通りでした。

「円相場日足平均変動予想値」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
上昇時の平均値 下値104.18〜
上値105.14円
下値117.53〜
上値119.00円
下値77.93〜
上値79.09円
下落時の平均値 上値104.59〜
下値103.57円
上値118.28〜
下値116.63円
上値78.57〜
下値77.18円

これに対して、実際の値幅は以下のような値動きとなりました。

「実際の値幅」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
値幅 103.91〜
106.06円
117.98〜
120.87円
78.2〜
80.63円
終値 106.01円(陽線) 120.82円(陽線) 80.59円(陽線)

米ドル円は、2.15円、ユーロ円は2.89円、豪ドル円は2.43 円の値幅となりました。

106円まで上がったかと思ったら一気に103円までさがって、今は105円。非常に荒い値動きが続いています。正直こんな相場で生き残れるほどFX初心者は強くありません。FXの初心者は、できればこういう危ない場面での取引を避けておくべきでしょう。うまくいってラッキーよりも顔面蒼白になるほうが多いものです。

最後に、今朝から明日の朝にかけてのMACD指数です。

「MACD指数」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
MACD指数 -↑11. -↑17. +↑11.

かなり上昇回復していますが、今朝がた急落していますので、あまり信用できる数値ではありません。

以上、FX初心者のための円相場目途値&平均値でした。予想する際の参考になれば幸いです。

皆様のますますの幸せをお祈り申し上げます。
※今朝から明日の朝にかけての平均値は、ニューヨーク為替終値からの 「円相場日足平均変動予想値」でご確認下さい。(平日の午前11時頃に更新予定)