皆さん、こんにちは。

衆議院選挙の後、円相場は、円高方向へと進んでいます。

昨日の分を更新できなかったので、まとめて振り返ってみたいと思います。

まずは、一昨日の円相場平均値及び実際の値動きです。

昨日朝までの円相場平均値は以下の通りでした。

「円相場日足平均変動予想値」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
上昇時の平均値 下値118.56〜
上値119.47円
下値147.61〜
上値149.08円
下値97.44〜
上値98.97円
下落時の平均値 上値118.97〜
下値118.05円
上値148.36〜
下値146.71円
上値98.24〜
下値96.66円

これに対して、一昨日の実際の値幅は以下のような値動きとなりました。

「実際の値幅」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
値幅 117.57〜
119.01円
146.26〜
148.16円
96.62〜
97.96円
終値 117.8円(陰線) 146.5円(陰線) 96.72円(陰線)

一昨日は、米ドル円が117円台に落ちました。
セオリーどおり、下落時の平均値で勝負していれば、1円の値幅はとれたのではないでしょうか。

次に、判断基準の一つ、一昨日から今朝にかけてのMACD指数は以下のとおりです。このMACD指数は、昨日から今朝にかけての判断基準になります。

「MACD指数」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
MACD指数 -↓4.30 -↓4.2 -↓1.15

各通貨、悪化しつつあるのが見受けられます。

続いて、昨日の値動きをみてみましょう。

「実際の値幅」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
値幅 115.57〜
117.93円
144.98〜
146.99円
95.31〜
96.89円
終値 116.39円(陰線) 145.57円(陰線) 95.64円(陰線)

米ドル円が荒い値動きとなりまして、2円以上も円高になりました。

これに対して、昨日の円相場平均値はどうだったでしょうか。

「円相場日足平均変動予想値」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
上昇時の平均値 下値117.59〜
上値118.55円
下値146.00〜
上値147.76円
下値96.26〜
上値97.79円
下落時の平均値 上値118.00〜
下値116.98円
上値146.86〜
下値145.02円
上値97.06〜
下値95.48円

平均値下落時の下値を大きく突き破っての円高でした。

平均値は平均的な値動きなので、荒い相場になると範囲を大きく超えてしまいます。

しかし、方向だけきっちりととっていれば、荒い相場でも手堅く勝負できるのではないかと思います。昨日でいえば米ドル円下落時の平均値117円をきるところまでで、1円の値幅です。

それ以降追いかければ2円とれたなんて考えもあるかもしれませんが、長い視点で考えればリスクの高い勝負になってしまいます。

平均値取引で問題があるとすれば、感情が先走って追いかけてしまう場合や、完全に間違えているのに損きりできない場合ではないでしょうか。

この辺は平均値をしっかり把握して、焦らず、欲張らず、油断せずで取引すれば防げるものだと思います。

※今朝から明日の朝にかけての平均値は、ニューヨーク為替終値からの 「円相場日足平均変動予想値」でご確認下さい。(平日の午前11時頃に更新予定)

最後に、今朝から明日の朝にかけてのMACD指数です。

「MACD指数」
米ドル円 ユーロ円 豪ドル円
MACD指数 -↓6.71 -↓5.0 -↓1.60

MACD指数は、さらに悪化しています。

どちらかというと円高方向(値的に下落している時の平均値)という判断になります。