皆さん、こんばんわ。
米ドル円が順調に円高方向に進んでおりますが、米ドル円の売りに対する最も危険なリスクが政府による為替介入かもしれません。先日110円台に突入してすぐに切り替えす大きな値動きがありましたが、介入が行われれば当然もっと大きな値動きになります。
為替介入の正式名称は、外国為替平衡操作といいますが、為替レート変動の過度な動きを緩和するのが目的です。
ただいま111円前半で円高が止められているのは、この政府による為替介入を警戒していることも大きいようです。
いきなり為替介入することはまずありえませんが、口先介入だけでも十分相場は動いてきます。最近の日銀はクレイジーな政策を行っていますので、為替介入に触れれば影響も大きいことでしょう。
ということで、米ドル円の売り勝負をしている人は、万が一の為替介入に備えてストップロスを必ずつけておきましょう。また、為替ニュースを良くみておき、為替介入に関するニュースに注意しておくことも必要です。
もちろん、「為替介入します」なんて案内はないことがほとんどかと思いますが、為替介入に関するニュースは見落とさないことが大切です。
個人的には、現在のレートは為替介入するレベルにないくらいの水準であり、世界との関係をみれば簡単に為替介入なんてできません。
過度の警戒は不要だと思っていますが、売り勝負で利益の出ている方は欲張らずに対応していきましょう。