皆さん、こんにちは。
ご訪問いただきまして、感謝申し上げます。

さて、FX初心者のためのFXブログということで、今日から書いていくのは「FXとは何か?」シリーズです。

これまで当然のようにFXについて書いてきましたが、そもそも「FX(外国為替保証金取引)」とは、どんな取引をいうのでしょうか?

外国為替の取引なので、「米ドル円や豪ドル円などの通貨ペア間でお金を取引している」というイメージはついていらっしゃるかと思います。

そのとおり、お金の取引をするのがFXです。ある国の通貨とある国の通貨の売買をするわけです。

ご存じのように、世界には、日本で使われている「円」だけでなく、アメリカの「米ドル」、欧州の「ユーロ」など、様々な通貨があります。それらの通貨の売買を通じて「価格差」や「金利差」を得るのがFXの目的です。

よくニュースでは円安になったとか、円高になったとかいうわけですが、これらは円の価値がどうなったのかを示しています。

円を買う需要が多ければ円の価値は高まり、円高になります。一方、円の需要が少なくなれば円の価値は安くなり、円安になるというわけです。

為替レートは、この各国の通貨を取引する際の交換レートになります。

その時の為替レートが1ドル=100円だとすると、1ドルと100円は同じ価値だということになります。これが1ドル=80円になれば、80円と1ドルの価値が同じになるということです。

さて、米ドル円(USDJPY)の価格が100円から80円になった場合に、円の価値が高まればドルが売られ、円が買われるので価格が下がっていきます。価格は下がって安くなったわけですが、円の価値が高まっているので円高というわけです。ここは最初の頃によく混乱するところかもしれません。

逆に、米ドル円(USDJPY)の価格が80円から100円になった場合、価格は上がっていますが、円が売られてドルが買われている状態なので、円の価値は安くなっており、円安といわれます。

この辺は学校で習っていても馴染みのない人は、違和感のあるところですね。ここは慣れるしかないでしょう。